TOMONIAI School
🔎 お試し閲覧(プレビュー)。ログインすると進捗保存・テスト採点・修了証が使えます。

Level 0 はじめてのAIコーディング体験

ターミナルとエディタを用意し、AIに小さなプログラムを1つ作らせて動かす一連の流れを体験する

  1. レッスン本文

ふれる ― まず、AIに“コード”を書かせて動かしてみる

「書けなくていい。動かせればいい。」

このレベルで身につけること
本格的に学び始める前に、AIに小さなプログラムを書かせて、それを自分のパソコンで実際に動かす体験をする。「言葉で頼む → コードが返る → 動く → 直してもらう」という、このコース全体の流れを、まず手でつかむ。

学習の流れ:① 道具をそろえる → ② AIにプログラムを書かせる → ③ 保存して動かす → ④ AIに直してもらう → ⑤ 気づきをメモする

このレベルにテストはありません。 知識ではなく「体験」が目的です。コードが読めなくても、まったく問題ありません。 Level 1からは、ターミナルで動く本格的なAIコーディングツール(Claude Code など)を使っていきます。


Section 1 道具をそろえる

必要なのは「エディタ」と「ブラウザ」だけ

今回はインストールの少ない、いちばん簡単な方法で体験します。準備するのは2つだけです。

道具役割用意の仕方
テキストエディタコードを書いて保存する場所パソコン標準の「メモ帳」(Windows)「テキストエディット」(Mac)でOK。慣れたい人は VS Codecode.visualstudio.com)を入れると以降が快適
Webブラウザ作ったページを表示して動かすいつも使っているChrome・Edge・Safari などでOK

今回は HTML(Webページを作る言葉)を使います。HTMLは、ファイルをブラウザで開くだけで動くので、 難しいインストールが要りません。「はじめの一歩」にぴったりです。

ポイント最初から完璧な開発環境はいらない。「書いて保存する場所」と「動かす場所」さえあれば、もう始められる。

Section 2 AIにプログラムを書かせる

言葉で頼んで、コードを受け取る

ブラウザで ChatGPT(chatgpt.com または Claude(claude.ai を開き、次のようにそのまま頼んでみてください。

「HTMLで、ボタンが1つあるだけのページを作って。ボタンを押すと『こんにちは!』とポップアップが出るようにして。コードだけ、そのままコピーできる形で出して。」

すると、次のようなコードのかたまりが返ってきます(中身はだいたいこんな形です)。

<!DOCTYPE html>
<html>
  <head>
    <title>はじめてのページ</title>
  </head>
  <body>
    <button onclick="alert('こんにちは!')">押してね</button>
  </body>
</html>
ポイントコードの意味が分からなくて大丈夫。今は「頼むと、動く部品が返ってくる」という感覚をつかむことが目的。

Section 3 保存して、動かす

返ってきたコードを、自分のパソコンで動かす

  1. エディタ(メモ帳/テキストエディット/VS Code)を開き、新しいファイルを作る。
  2. Section 2 で返ってきたコードを、まるごと貼り付ける。
  3. ファイル名を hello.html にして保存する(拡張子を .txt ではなく .html にするのが大事)。
  4. 保存した hello.htmlダブルクリックしてブラウザで開く。
  5. ボタンを押して、「こんにちは!」が出れば成功!🎉

うまく動かないときは、エラーの様子(または「ボタンが出ない」などの状況)を、そのままAIに伝えてください。 「さっきのページが動かない。ボタンが表示されない」と書けば、AIが原因と直し方を教えてくれます。

ポイント「AIが書く → 自分が保存して動かす → 結果をAIに伝える」。この往復こそが、AIコーディングの基本リズム。

Section 4 AIに“直して”もらう

一度で完成させない。少しずつ良くする

動いたら、続けて頼んでみましょう。会話を続けるだけで、AIが直してくれます。

頼む文(例)体験してほしいこと
「ボタンの文字を『あいさつする』に変えて」言葉で頼むと"修正"してくれる
「背景を薄い水色にして、ボタンを大きくして」見た目もAIが直せる
「押すたびに、今の時刻も一緒に表示して」機能を"追加"できる

そのたびに新しいコードを受け取り、hello.html に貼り直して保存 → ブラウザを更新(再読み込み)すると、変化が見られます。

ポイント最初から完璧を狙わず、小さく頼んで・動かして・また頼む。この繰り返しで、つくりたい形に近づいていく。

⚠️ よくある失敗

中身を読まずに、AIのコードをそのまま信じてしまう
初めてだと、返ってきたコードが「動いた=完全に正しい」と感じてしまいがちです。実際には、見た目は動いても意図と違う動き不要な処理が混ざっていることがあります。今回のような遊びなら問題になりませんが、仕事のデータや公開するものでは事故のもとです。
学び:AIのコードは"下書き"。動いたら終わりではなく、「何をしているコードか」をAI自身に説明させて確かめる習慣を、最初からつけておく。

やってみよう(チェックリスト)

体験できたら、次のことを自分で確認してみてください。テストではないので、できた項目に心の中でチェックを入れるだけでOKです。

  • エディタとブラウザを用意できた
  • AIにHTMLのページを書かせて、コードを受け取れた
  • hello.html として保存し、ブラウザで開いてボタンが動いた
  • AIに頼んで、見た目や動きを1つ以上「直して」もらえた
  • 「自分が書けなくても、AIと一緒なら動くものが作れる」という感覚を持てた

気づきメモ(自由記述)

やってみて感じたこと・驚いたこと・難しかったことを、ページ下部の「このレベルの気づき」に書き残しておきましょう。 Level 5まで進んだあと読み返すと、自分の成長がよくわかります。


このレベルのまとめ

  • AIは「言葉で頼むと、その場で動くコードを作って返す」道具だと、手で体感した
  • AIコーディングの基本は「書かせる → 自分で動かす → 結果を伝えて直す」の往復
  • 一度で完成させず、小さく頼んで少しずつ良くするのがコツ
  • AIのコードは"下書き"。動いても中身を確かめる姿勢を最初から持つ

準備運動は完了です。次は Level 1 Claude Code を使う へ進み、ブラウザではなくターミナルで動く本格的なAIコーディングツールに触れていきましょう。

このレベルの気づき

感じたこと・気づいたこと・分からなかった点を一言どうぞ(任意)。送信すると講師に届きます

※ プレビューでは送信できません。
TOMONI AI School