小さな実務課題を、AIコーディングツールで設計→実装→確認まで一気通貫で完走できる
「部品を知った。次は、ひとつ完成させる。」
| このレベルで身につけること これまで学んだ道具を使い、小さな実務課題を最初から最後まで完走する。要件を決め、AIに設計と実装を任せ、自分で確認して仕上げる——この「一気通貫」の流れを体験し、コース全体の集大成とする。 学習の流れ:① ミニプロジェクトとは → ② 進め方の型 → ③ お題に挑戦 → ④ 頼み方のコツ → ⑤ つまずいたときの戻り方 |
📌 前回までの振り返り:Level 1〜4 で、3つの道具と「使い分け・安全」を学びました。最後は、それらを総動員してひとつ作りきります。道具はどれを使ってもかまいません。
ミニプロジェクトとは、1〜2時間で完結する小さな課題を、設計から確認まで通しでやることです。 大きさより「最後まで自分で動かして仕上げた」という一周の経験が、何より力になります。
部品(補完・差分承認・テスト)を個別に知っていても、通しでやって初めて「自分で作れる」感覚になります。 このレベルは、その“はじめての一周”です。
| ポイント | 目的は立派な成果物ではなく「完走の経験」。小さくていい。最後まで動かしきることに価値がある。 |
どんな小さな課題も、次の4ステップで進めると迷いません。
| ステップ | やること |
|---|---|
| ① 要件 | 「何を・誰のために・どこまで作るか」を自分の言葉で決める(ここを飛ばさない) |
| ② 設計 | AIに「こう作りたい。どんな作りがよい?」と相談し、大枠を固める |
| ③ 実装 | 小さく頼んで差分を承認。節目で Git にコミット |
| ④ 確認 | 実際に動かし、「テストも書いて」と頼んで動作を確かめる |
| ポイント | 最初の ①要件 が一番大事。ここが曖昧だと、AIがどれだけ速くても“違うもの”が出来上がる。 |
おすすめのお題です(自分の好きな課題に変えてもOK)。
お題:商品名を入力して「追加」を押すと一覧に並び、いらない項目は「削除」できる、簡単な買い物メモのWebページ(
memo.html1ファイル)。ブラウザで開くだけで動くものにする。
進め方の例(Claude Code / Codex / Copilot のどれでも可):
memo.html を作って」と頼み、差分を読んで承認 → ブラウザで開いて確認。| ポイント | ブラウザで開くだけのHTMLなら、Level 0 と同じく動かして確認がすぐできる。完走の達成感を味わいやすい。 |
| コツ | なぜ効くか |
|---|---|
| 要件を先に渡す | 何を作るかが明確だと、ずれた実装が減る |
| 小さく刻む | 一度に大きく頼まず、機能を1つずつ。確認しながら進められる |
| 確認を頼む | 「テストも書いて実行して」「動作を見せて」で、AI自身に確かめさせる |
| お約束メモを使う | CLAUDE.md / AGENTS.md に流儀を書くと、毎回説明せずに済む |
| 記録する | 節目で Git にコミット。気に入らなければすぐ戻せる |
| ポイント | 「要件→小さく→確認→記録」。この順番を守るだけで、完走率がぐっと上がる。 |
うまくいかないときの“立て直し”を覚えておきましょう。
| 状況 | 立て直し方 |
|---|---|
| エラーが出た | エラー文をそのままAIに貼って「これを直して」と頼む |
| 何をしているか分からない | /explain(Copilot)や「このコードを説明して」で意味を確認 |
| 変更を戻したい | Esc2回・/rewind(Claude Code)や Git で前の状態へ戻す |
| ある道具で行き詰まった | 別の道具に同じことを聞く(3つ学んだ強み) |
詰まりは失敗ではなく、学びの入口です。「わからない → 試す → 確認する → 記録する」を繰り返せば、必ず前に進めます。
| ポイント | 戻れる安心(Git)と、聞ける相手(AI)があれば、初心者でも大胆に試せる。試せる人が、いちばん伸びる。 |
| 要件を決めずに「いい感じに作って」と丸投げしてしまう 早く動かしたい気持ちから、何を作るかを曖昧にしたままAIに丸投げすると、出てきたものが「動くけれど、欲しかったものと違う」になりがちです。直そうにも、基準(要件)が無いので何度も迷走します。 学び:AIは速いが、ゴールを決めるのは人。最初に「何を・誰のために・どこまで」を一文で決めるだけで、完走率も満足度も大きく変わる。 |
/explain・Gitで戻す・別の道具に聞くおつかれさまでした。これでコースの全レベルを学び終えました。修了ページ(COMPLETION.md) で、あなたが身につけた力をふり返りましょう。
教材を読んだら、必ず手を動かしてください。最後の実務演習です。
作りたいミニプロジェクトを1つ思い浮かべ、要件を一文にまとめてください。 「誰が・何をしたくて・どこまで作るか」が入るように書きます。
例:「自分が、買い物の品をメモして追加・削除したい。ブラウザだけで動く1ページにする。」
| わたしの要件(一文): |
【参考】良い要件の条件
ポイント:要件は短くてよい。ただし「いい感じに」ではなく、確認できる具体さで書くこと。
演習1で決めた要件を、要件 → 設計 → 実装 → 確認 の4ステップに当てはめ、各ステップで「自分がAIに何を頼むか」を一言ずつ書いてください。
| ステップ | このプロジェクトでの中身(AIへの頼み方を一言) |
|---|---|
| ① 要件 | (演習1の一文) |
| ② 設計 | |
| ③ 実装 | |
| ④ 確認 |
【参考】買い物メモの例
| ステップ | 中身 |
|---|---|
| ① 要件 | 品名を追加・削除できる1ページの買い物メモ(ブラウザだけで動く) |
| ② 設計 | 「HTMLとJavaScriptだけで作りたい。どんな作りがよい?」と相談 |
| ③ 実装 | 「memo.html を作って」→差分を読んで承認→ブラウザで確認 |
| ④ 確認 | 実際に追加・削除を試す。「空欄では追加できないようにして」など小さく改善 |
ポイント:実装と確認は何度も往復してよい。小さく頼んで、こまめに確認が完走のコツ。
実際に、好きな道具(Claude Code / Codex / Copilot のいずれか)で、演習1のミニプロジェクトを完走してください。 うまくいかない所は、教材 Section 5 の「立て直し方」を使って前に進めましょう。
| 完走の記録(使った道具・つまずきと立て直し・最後に動いたか・気づき): |
**【参考】**ねらいは“一周の完走”です。次ができていれば十分合格です。
ポイント:きれいなコードより「最後まで動かしきった」こと。その一周が、これからの自信になります。
おつかれさまでした。チェックテスト(test.md) に合格すると、このコースは修了です。
このセクションは、自作LMSの AI評価エンジン(
exercise_answers.ai_score0〜100 /ai_feedback)に接続することを想定しています。
| 演習 | 採点の観点(合格の鍵・3点) |
|---|---|
| 演習1 | ①「誰が」が入っている/②「何をしたいか」が具体的/③「どこまで作るか」範囲が入っている |
| 演習2 | ①4ステップに分解できている/②設計でAIに相談する発想/③実装と確認に往復(小さく・確認)がある |
| 演習3 | ①要件を決めてから着手/②小さく頼み差分承認・動作確認をした/③詰まりを立て直し最後まで動かしきった |
あなたは「AIコーディング入門」の講師です。Level 5(ミニプロジェクトを完走する)の演習回答を採点してください。
【レベルの狙い】小さな課題を設計→実装→確認まで一気通貫で完走できる
【採点する演習】{{演習番号}}
【採点の観点】{{上表の該当する観点(3点)}}
【受講者の回答】{{answer_text}}
次のJSON形式だけで出力してください。励ます語り口で、専門用語は避けてください。
{
"score": 0〜100の整数,
"good": "良かった点(1〜2文)",
"improve": "もっと良くなる点(1〜2文)",
"one_tip": "次に試すと伸びる具体的な一歩(1文)"
}
全10問・8問以上正解で合格です。すべて選択してから採点してください。
Q1.このレベルでいう「ミニプロジェクト」の価値として最も適切なものはどれですか?
Q2.ミニプロジェクトの進め方「4ステップ」の正しい順序はどれですか?
Q3.4ステップのうち「一番大事で、飛ばしてはいけない」のはどれですか?
Q4.良い「要件(一文)」に入っているべき要素はどれですか?
Q5.実装を進めるときのコツとして正しいものはどれですか?
Q6.「確認(④)」でAIに頼むと効果的なことはどれですか?
Q7.エラーが出て詰まったときの、よい立て直し方はどれですか?
Q8.AIの変更を「前の状態に戻したい」ときに使えるものはどれですか?
Q9.3つの道具を学んだ強みを活かす立て直し方はどれですか?
Q10.このコース全体を貫く基準として最も適切なものはどれですか?
感じたこと・気づいたこと・分からなかった点を一言どうぞ(任意)。送信すると講師に届きます。