実際にAIを開いて言葉で対話し、『使えそう』『でも油断は禁物』という肌感覚をつかむ
「知る前に、さわってみる。」
| このレベルで身につけること 本格的に学び始める前に、実際にAI(ChatGPTまたはClaude)を自分の手で動かしてみる。言葉で頼むと答えが返ってくる感覚と、「便利だけど鵜呑みは危険」という肌感覚を、体験を通してつかむ。 学習の流れ:① 準備する → ② 3つの質問を打ってみる → ③ わざと"嘘"を引き出してみる → ④ 気づきをメモする |
このレベルにテストはありません。 知識ではなく「体験」が目的です。肩の力を抜いて、遊ぶつもりで触ってみてください。 Level 1からは、ここで体験したことを「なぜそうなるのか」という理屈で学んでいきます。
スマホでもパソコンでも構いません。次のどちらかを開いてください(どちらも無料で試せます)。
| サービス | 開き方 |
|---|---|
| ChatGPT | ブラウザで chatgpt.com を開き、アカウントを作成(メールやGoogleアカウントで可) |
| Claude | ブラウザで claude.ai を開き、アカウントを作成 |
どちらか一方で構いません。迷ったら、まずは触りやすい方で大丈夫です。 画面の下のほうに、文字を打ち込む入力欄があります。そこに話しかけるように打ち込んでいきます。
| ポイント | むずかしい設定は不要。「検索窓に話しかける」くらいの軽い気持ちで始めてOK。 |
できたら、ボタンを押して進みましょう(チェックは保存されます)。
次の3つを、1つずつそのまま打ち込んで、返ってきた答えを読んでみてください。
| 打ち込む文(例) | 体験してほしいこと | |
|---|---|---|
| ① | 「AIについて、小学生にもわかるように3行で教えて」 | やさしく説明し直してくれる |
| ② | 「お店からお客さんへ送る、季節のおすすめを知らせる案内文を100字で書いて」 | その場で文章を"作って"くれる |
| ③ | 「さっきの文を、もっと親しみやすく、絵文字なしで書き直して」 | 続けて頼むと"直して"くれる |
③まで打つと、**「会話を続けながら直していける」**ことが体感できます。これがLevel 2で学ぶ「プロンプト」の世界です。
| ポイント | ①は説明、②は生成、③は修正。AIは「作る・直す・言い換える」が得意だと、頭ではなく手で実感できる。 |
AIは便利ですが、知らないことも、それっぽく答えてしまうことがあります。 これを体験するために、次のような質問をしてみてください。
「2024年に出版された、◯◯(あなたの知らない架空のテーマ)についての本を5冊、著者名つきで教えて」
すると、実在しない本やそれらしい著者名が、堂々と返ってくることがあります。 (最近のAIは「わかりません」と正直に答えることも増えました。その場合は、もっとマニアックな固有名詞で試してみてください。)
この「もっともらしい嘘」を ハルシネーション と呼びます。Level 1で詳しく学びます。
| ポイント | AIの答えは"下書き"。特に固有名詞・数字・日付は、必ず人が確かめる。これを最初に体で知っておくことが、AIを安全に使いこなす力につながる。 |
| 「AIが言ったから正しい」と思い込んでしまう 初めて触ると、あまりに自然な答えに「全部正しい」と感じてしまいがちです。実際、AIが挙げた"おすすめの本"をそのまま人に紹介してしまい、「その本、存在しませんよ」と指摘されて赤面した——という失敗は本当によくあります。 学び:AIは博識な相棒だが、たまに自信満々で間違える。最初から「事実は自分で確かめる」を習慣にしておけば、この失敗は防げる。 |
体験できたら、次のことを自分で確認してみてください。テストではありません。「やった!」ボタンを押すと、できた項目が記録として残ります(次に開いたときもチェックは保ったまま)。
触ってみて感じたこと・驚いたこと・こわいと思ったことを、ページ下部の「このレベルの気づき」に書き残しておきましょう。 Level 5まで進んだあと読み返すと、自分の成長がよくわかります。
準備運動は完了です。次は Level 1 AIの基礎を知る へ進み、今日さわった正体を解き明かしましょう。
感じたこと・気づいたこと・分からなかった点を一言どうぞ(任意)。送信すると講師に届きます。